メタボリックシンドロームと内蔵脂肪
若い頃と同じくらいの食事量と運動量なのに
お腹が出てきた、と感じはじめたとき
お腹の肉には、皮下脂肪でなく内臓脂肪がついている
のです。
皮下脂肪は蓄積するスピードは遅く、一度ついたら
落ちにくいのに対し、
内臓脂肪は比較的に落としやすい代わりに蓄積スピードが
早く、油断しているうちにお腹がぐんぐん大きくなっている
ということになります。
メタボリックシンドロームの始まりです。
メタボ症候群は、男性で腹囲85センチ、女性で90センチ以上という
条件で、
中性脂肪
善玉コレステロールのHDLコレステロール
血圧
空腹時血糖値
の4項目のうち2つ以上が基準域をはずれると
メタボ症候群と診断されます。
一見痩せて見えても内蔵脂肪はたっぷりついている隠れ肥満体
の人もいるので
腹囲を条件とする判断は賛否両論があります。
メタボリックシンドロームは以前は
インスリン抵抗性症候群と言われていたそうです。