人はなぜメタボになるのか

なぜメタボになるのか

インスリンは血糖値を下げる働きをするホルモンです。
食事をしているとき、
血糖値が上がるとインスリンが分泌されます。血糖値の
上昇が抑えられます。

ほかに、インスリンの働きには
血糖を筋肉細胞に運んで活動エネルギーにする。
脂肪やグリコーゲンに変換して脂肪細胞に蓄える手助けをする。
などがあります。

つまり、インスリンがあるから
摂取した糖を効率よく吸収して、脂肪として蓄積できるわけです。

まわりに、生きるための食べ物が十分になかったときや、
飢餓に陥る危険性があったときに、一気に栄養を蓄えるのに
インスリンが必要でした。100万年前のわたしたちには、

ここぞという時に栄養をためこむために必要だったホルモンが
インスリンでした。

ところが、現代の人たちは、現在一日三食が保障され、むしろ
食べないことがないという、脂肪をため込む必要もない状態です。

それでも内臓脂肪を溜め込もうとするのは、飢餓状態になっても生き延び
長生きするための戦略で、とにかくためこんでおくのが、インスリン
の戦略なのです。

脂肪を溜め込むことで、寿命を延ばしていた遺伝子の長寿戦略が
その同じ機能によって、現代では
老化を早め、長寿をさまたげているのです。

豊かな食生活を送れるようになった、50年くらいの間に、
平均寿命ものびて、糖尿病や動脈硬化という病気が蔓延し始め
たのです。



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